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delusive
A man 3
寝るところも必要だわ。今は…夜中の1時。今なら飢えた男も居るだろう。
少し色気を出したらすぐに男は寄り付く。

私は上着を脱いだ。上着を脱いだら私は水着にショートパンツとブーツとグローブだけだ。背中はほとんど裸と言ってもいいくらいだ。

私の目の前にコップが差し出された。

「あちらの方から、チェリーとラズベリーのカクテルです。」

私はちらっとその男を見た。20代後半から30代くらいの洋服姿の男だ。
カクテルを一口飲むと男は私の隣へと移った。

「Can you speak English?(英語を話せる?)」

「A little.(少し)」

まあ合格とする。男は私の肩に手をのせてきた。
今夜はこいつでいいかな。
そう思っていると男の手は肩から背中、背中から腰へと下がる。

まったく…せっかちな奴ね。



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あきゅろす。
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