カエルと王子の小説 王子の姫。 「カエルー。」 無愛想にミーを呼ぶ。 「…なんですかー。ベル先輩ー。」 「ちょっとこっちこいよー。」 「はいはい。」と言おうとしたその時だった。 「っぅ!?」 右足に激痛が走った。 …は?何で?もしかして… 「どした?」 きょとんとした顔でベル先輩が言ってきた。 「…足…つっちゃいましたー…。」 …恥ずかしい。 暗殺部隊であるミーが足をつって動けないなんて…。 どんくさ…。 「は?馬鹿じゃね?…ほら。」 ベル先輩が優しく手を差し伸べてくれた。 「ありがとーございm…。…立てませんー…。」 何故か足にぜんぜん力が入らない。 「はぁ?ふざけてんの?」 「ふざけてないですー。まじですー。」 「…ったくめんどくせー。」 そう呟いてソファーから立ち上がった。 「Σっ!?//何するんですかー!?」 「…は?何って…お姫様だっこ。」 ベル先輩は軽々とミーを持ち上げソファーに座った。 「安静にしてりゃ治るだろ。」 「じゃー下ろしてくださいよー。」 「やだね。」 「全く…自分勝手なんですからー…。」 「いいじゃん、別に。お前王子の姫なんだし♪」 そう言って頬に軽くキスをした。 「Σっ…!?///」 「ししっ♪カエル顔真っ赤〜可愛い♪」 …こんな自分勝手でワガママな王子様にミーは恋しちゃったみたいですー…。 あとがき↓ いぇあ。こんぬづわ。 カエル王子ことむーたんれす。 この度は小説を読んでいただき誠にありがとーございますー。 これからもぼちぼち更新していきますー。 [*前へ] [戻る] |