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D.C.S.B.〜永劫の絆〜
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稟からの突然の合同旅行の電話からすでに数時間経ち、そして今は稟が指定してきた時間帯、つまりは丁度昼辺り。


刹那からの急な説明、そして指令により、柊邸の前にはたくさんの人が集まっていた。



諒「なんで………僕まで……」

創「別にいいじゃん。タダで旅行に行けるんだからさ♪」

琉香「そうですよ諒くん♪」

諒「はぁぁぁ……………」


中には刹那によって呼ばれた可哀相な?被害者も若干いるわけで。



刹那「よーし。とりあえず全員集まったな」

凍夜「しかし、前のときより人が多いよな」

刹那「そりゃあな。あのときとは知り合いの数が違うから」

凍夜「あまり呼ばれたくなかった奴は不運としか言いようがないな」

悠「それにしても、一体何処なんだろね?神王様や魔王様が見つけた小島って」

刹那「さぁな?実際行って見てみないとわかんないし」

悠「今回も魔法の転移じゃなくて乗り物で行くって言ってたし。そんなに遠い場所じゃなさそうだね」

凍夜「同感だな。あの二人は行くならすぐに行く。そもそもゆったりと行こうという概念がないからな」

悠「今回は霊王様も来ないようだし。本当に俺達だけみたいだな。保護者つけなくてもいいのかな?」

刹那「保護者なら多分紅女史辺りが来るんじゃないか?それに、今回は亜麻さんも同伴してるし」

凍夜「そういえばあの人、一応保護者なんだよな……」

刹那「ああ。一応な」


そんなくだらない会話をしていると、ようやく主催者?である稟が大荷物を抱えながらヨタヨタと歩いてきた。



刹那「よっ。急なお誘いどうも」

稟「ぜぇー、ぜぇー、なんか、嫌味が混じって、ないか?」

刹那「気のせい気のせい。てか、すごい荷物だな。なんの道具だ?」

稟「おじさん達がもしものときのために持って行けって」

刹那「なんだよ……もしもの時って」

稟「俺に聞くなよ」

刹那「で?今回も魔法使わずに行くって言ってたけど、どうやっていく気だよ?」

稟「それはもう少しすれば来るはずだから、それまでちょっと休ませてくれ……」

それだけ言うと、稟はその場に崩れ落ちた。




純一「かったりぃ〜なぁ……」

音夢「もう、兄さんったら…」

この二人はいつも通りである。


凛「ねぇ士郎。あっちに行ったらビーチバレーでもしましょう」

ランサー「そりゃあいいな。オレも是非お譲ちゃん達とやりたいもんだぜ」

士郎「ランサー、アンタどっから湧いた?」

アーチャー「大方、暇を持て余していたのだろう。まったく、クランの狗は今が発情(さかり)らしい」

ランサー「なんだアーチャー?テメエのマスターに手を出されるのは耐えがたいってか?それとイヌって言うんじゃねぇ!」

桜(F)「ランサーさん。ホットドッグ食べますか?」

ライダー「いけまんせよサクラ。ノラ犬に餌をあげると後々つけ上がりますから」

ランサー「テメエら、今ここで殺り合おうってかっ!!それとお譲ちゃん、ホットドッグはやめてください…………」

突如現れたランサーを弄りまくる士郎達。

ランサーの扱いは酷いもんです。



ライガ「父さん。あそこにいる人達は何者なんですか?」

ライガがかなりヤバい殺気を出しまくっているランサー達を見て顔を強張らせている。


刹那「ああ。あいつらは気にしなくていい。凍夜」

凍夜「任せとけ」

ライガの表情を見て凍夜にアイコンタクト。



その後、凍夜の殺気により、サーヴァント組は力ずくで黙らせましたとさ。

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あきゅろす。
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