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D.C.S.B.〜永劫の絆〜
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なのは「そ、それにしても、あんまり仲が良くないのかな。凍夜くんとルンちゃん…」

樹の制裁を軽くスルーして、なのはがぎこちない凍夜とルンを見て心配な顔を浮かべる。

刹那「それはないだろ?嫌いな相手のところには普通いかないし」

なのは「……だ、だよね」

フェイト「た、多分、まだどう接していいのかわからないんだよ…。私が保護責任者をしてる二人も、最初は今のルンと同じようなものだったし」

はやて「まあ、時間がないわけやないんやし。ゆっくりでもええんちゃうか?というより、なのはちゃんが心配しても、あんま意味ないやろ?」

なのは「け、けど、心配なものは心配だよぉ…」

刹那「大丈夫だって。凍夜の奴、ああ見えて実は結構手慣れた節があるから。いいから見てろって」

得意げに言うと、刹那は視線を凍夜達に移した。



凍夜「…?どうしたんだルン。お前もこっちに来い」

ルン「……ふえっ!?…あ、ああ……ええと……」

突然声をかけられ、しどろもどろしだすルン。

暫くしてもその場から動かずに、ちらちらと凍夜を見たり、顔を俯かせたりしている。

心なしか、俯いたルンの顔が赤いような気がする。

凍夜「平気か?顔だけじゃなく、耳まで真っ赤だぞ」

鈍感故か、ルンの心中を察する事なく凍夜はルンに近づき、自分の額とルンの額をくっつけた。

ルン「////!?ひゃわああああああっ!!////」

ずささささっ!

凍夜の行動に非常に驚いたルンは凄まじい速さで凍夜から離れた。

凍夜「…………………っ?」

あまりの出来事に凍夜は唖然とし、首を傾げるが、他の者達は渇いた笑いとため息を零していたそうな。

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