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君を好きでいたいから
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「っん。…あ、っ!」

「イ、きそう…」

「ひぁ、ぅん…オレ、もっ…ん、あぁっ!」


昼休みの誰もいない空き教室で、
徹史とセックスするのが日課になっている。
徹史には可愛い彼女うがいるし、
俺達は付き合っているとかじゃない。
ただ…
興味本位で始まった行為。


「ふぅ〜」


徹史がいつものように煙草に火をつけて
床に突っ伏している俺の頭を撫でる。
その時が、実はすごく好きだったりする。


「もうすぐチャイムなるな…」

「何?もっとヤりたいって?」

「バカ。」


昔はすごく紳士だったのに
年を重ねるごとにチャラくなっていく徹史。

―キーンコーン―

予鈴のチャイムがなって、
煙草の火を消しながら立ち上がる徹史を
ジっと見つめると


「たく…」


と言って手を出してきて、
俺を軽々と引っ張って立たせた。




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