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今日君にサヨナラ≠
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こんな不安定な生活にも慣れちゃった。


「木村生きてる?」


私の隣から声がした。


「死んでるわけないでしょ」


私が睨むと隣の席の高崎は少しビビっている。


「かか、顔が死んでた」


顔が死んでるなんてレディに失礼だろ!


…気分が悪いせいか怒る気がしない。


何か、頭ぼぉーっとする。


「おい!大丈夫かよ。

ってあんた木村の…」


高崎の声が遠くなる。


意識が途切れる寸前、温かいぬくもりを感じた。


目を開けると見慣れない天井が見えた。


すぐに感じる鼻のツーンとする薬品の匂い。


「…保健室?」


起き上がると私は保健室のベッドに寝ていたのに気づいた。


ベッドの周りはカーテンでしきられている。


私倒れたんだっけ?


自分で保健室に来た覚えはない。


ということは誰かが私を保健室まで運んでくれたらしい。


先生かな?


高崎には無理だろう。


取り敢えず先生に報告しようとカーテンを開けるが生憎先生はいなかった。





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