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今日君にサヨナラ≠
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「晴香、池田君と別れたの!?」


次の日教室に行くと親友の湊が私のところに来て言った。


噂って広がるの早いな。


「うん、終わっちゃった」


強がって笑ってみせた。


心配されたくないし。


でも自分の口から出た言葉は重く胸にのし掛かる。


イタイ…。


「…頑張ったね」


私の嘘っぱちの笑顔を見抜いたのか湊はそれだけ言って抱きしめてくれた。


『頑張ったよ』


半年の間、出来る限りのことはしたよ。


湊の言葉に努力が認められた気がして気持ちが少しラクになった。


出会ってから一年、


付き合って半年。


いろいろあったな。


いつも私の中心は翔だった。


彼が本当に大好きで


毎日彼の言葉に一喜一憂してた。


翔も翔で付き合ってる時は大事にしてくれた。


まるで好き合ってる恋人同士みたいに。


それが嬉しくて


嬉しくて、


不安だった。


翔の本当の気持ちがわからなくて


自惚れていいのか悩んで





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あきゅろす。
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