goodbye boy
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クラスは各学年Ｓ、Ａ〜Ｆまである。
Ｓ組は特に家柄、容姿、頭脳、スポーツのどれかが優れている者で構成されている。
Ａ〜Ｅ組は平均的に振り分けられ、Ｆ組はヤクザ、マフィアなどの息子だったり問題児を寄せ集めだ。
時雨は学年首席、家柄も良くスポーツ万能、ランキング総合二位でＳ組確定なのだか彼はＣ組にいた。
理由は彼が風紀委員長だったからである。
この学年に風紀委員は時雨を含めて三人。
これは異例なことである。
普通は風紀はランキングなので一年生がなることはない。
なのでＳ組のトップ二人が生徒会補佐になるのだ。
だがそのＳ組のトップ三人が風紀委員、しかもその他に二人生徒会補佐を決めたらクラスはどうなるだろうか。
普段だったら授業免除が二人のはずが五人になったら。
そこで生徒会と理事長の秀一叔父さんが話し合って今回は風紀委員はＳ組以外の組に分けられることになったのだ。
望がＡ組、新がＢ組である。
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