迅速な行動。越前Ver.
「ねぇ、リョーマ?私、リョーマの彼女でいていいんだよね?」
「急にどうしたの?…もしかして、誰かに何か言われたわけ?」
「…リョーマのファンの先輩達に…あんたに越前君の彼女でいる資格なんてないんだから!ってケチつけられましたー」
「そいつらの顔覚えてる?」
「覚えてるよー?いっつもテニスコートのフェンスの先頭に立って「リョーマ君(はぁと)」って旗持ってる3人組」
「…………あぁ、あの犬みたいにキャンキャン煩い人達か(あ、今の台詞犬に申し訳ないかも)」
「その台詞、可愛い犬に申し訳ないよー」
「今同じこと考えてた」
「え、うっそ。まじかー。リョーマと以心伝心しちゃったーえへへ」
「(か、可愛い…っ)…ねぇ、凛はそんな奴らに言われたこと真に受けちゃうの?俺がかなり緊張して告白したあれより、そんな奴らの言ったこと信じるの?」
「え、あ、えーっと…(そうだよね、私ってリョーマに告白されたんだっけ…)」
「分かった?分かったよね?じゃ、俺行きたくないけど行かなきゃいけない場所があるから、今日は先に帰ってて。寄り道しないでね?お菓子貰わないでね?知らない人に声掛けられたら"ごめんなさい私には越前リョーマって言うかっこいい彼氏がいるんです"って言うんだよ?」
「(最後の台詞おかしくない?!自分でかっこいいって言っちゃたよこの人!かっこいいんだけどさ…//)(ってゆーか、あれ、私って中学生だよねー?リョーマん中の私って……)…リョーマ、どこ行くの?一緒に行っちゃだめ?」
「え?ゴミ…じゃなかった、その俺のファンって言うおばさ、じゃなくて、めいわ…つきまと…じゃなかった、ともかく、ちょっとゴミ出しに行ってくるから。凛にはちょっと見せられないからね。目に毒だよ」
「(何でゴミ出し?!え、ちょ、最近周りのみんなが黒いよー!!!)…わ、わかりましたー(分かってないけど…ごめんなさい分かりたくないです!)」
「じゃぁ、そいつら仕留めに行ってくるから」
「(はっきり言っちゃったー!!!)」
その晩、某学園の生徒が3人通り魔に襲われたとか。
2人の邪魔者は、24時間背後に気をつけましょう。おわる。
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最後はやっぱりリョーマ!
ネタ尽きにつきシリーズ最終話(Σ早っ
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