[携帯モード] [URL送信]
迅速な行動。越前Ver.
「ねぇ、リョーマ?私、リョーマの彼女でいていいんだよね?」






「急にどうしたの?…もしかして、誰かに何か言われたわけ?」






「…リョーマのファンの先輩達に…あんたに越前君の彼女でいる資格なんてないんだから!ってケチつけられましたー」






「そいつらの顔覚えてる?」






「覚えてるよー?いっつもテニスコートのフェンスの先頭に立って「リョーマ君(はぁと)」って旗持ってる3人組」






「…………あぁ、あの犬みたいにキャンキャン煩い人達か(あ、今の台詞犬に申し訳ないかも)」







「その台詞、可愛い犬に申し訳ないよー」






「今同じこと考えてた」






「え、うっそ。まじかー。リョーマと以心伝心しちゃったーえへへ」






「(か、可愛い…っ)…ねぇ、凛はそんな奴らに言われたこと真に受けちゃうの?俺がかなり緊張して告白したあれより、そんな奴らの言ったこと信じるの?」






「え、あ、えーっと…(そうだよね、私ってリョーマに告白されたんだっけ…)」






「分かった?分かったよね?じゃ、俺行きたくないけど行かなきゃいけない場所があるから、今日は先に帰ってて。寄り道しないでね?お菓子貰わないでね?知らない人に声掛けられたら"ごめんなさい私には越前リョーマって言うかっこいい彼氏がいるんです"って言うんだよ?」






「(最後の台詞おかしくない?!自分でかっこいいって言っちゃたよこの人!かっこいいんだけどさ…//)(ってゆーか、あれ、私って中学生だよねー?リョーマん中の私って……)…リョーマ、どこ行くの?一緒に行っちゃだめ?」






「え?ゴミ…じゃなかった、その俺のファンって言うおばさ、じゃなくて、めいわ…つきまと…じゃなかった、ともかく、ちょっとゴミ出しに行ってくるから。凛にはちょっと見せられないからね。目に毒だよ」






「(何でゴミ出し?!え、ちょ、最近周りのみんなが黒いよー!!!)…わ、わかりましたー(分かってないけど…ごめんなさい分かりたくないです!)」











「じゃぁ、そいつら仕留めに行ってくるから」






「(はっきり言っちゃったー!!!)」







その晩、某学園の生徒が3人通り魔に襲われたとか。



2人の邪魔者は、24時間背後に気をつけましょう。おわる。




-------------------------

最後はやっぱりリョーマ!
ネタ尽きにつきシリーズ最終話(Σ早っ


←前次→

76/79ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!