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アディクト
1
「ユウリー大丈夫かー」
ザブザブと船を揺する波に吐き気がおさまらない
船酔いである
「大丈夫…」
大学のサークルで遊びに来た海で船に乗ったのは良いもののこんな事態におちいったわけなのである
「なぁー…ユウリほんとにだいじょっ…!?」
友達の声が途切れると同時にガクンと船が傾く
あせる友人の声と船を巻き込まんとする高波が最後に視界に映った
あ…死ぬかも…
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