運命の独唱(アリア)
3
「…なるほど、いやすみませんでした」
二人から説明されたあと素直に謝罪する
寝てましたーなんてそんなアホなことさらしたくなかったし
「…てかかなちゃん、その目…」
「…やば」
やばっていっちゃったけど俺どうしよ
二日連続でばれるとかバカなの!?俺!!!
「あはは…」
笑うしかないよねほんとにもう
「…奏くん目青かったんだね…」
そりゃ知らないよね、見えないように必死に隠してたもん
昨日ほど見られたのがショックでもないのは氷室のおかげかな…まぁいずればれたんだろうけどさ
笑いながら急いでカラーコンタクトをつけると
そういうことかといって風斗は笑った
「すみません、いつもつけてるんで」
いまだに呆然とする佑をチラッとみながら
段ボールにてを伸ばす
「…引っ越しの手伝いお願いします」
「任せてこれ運ぶんだよね?ほら佑も働いて?会長命令なんだから 」
風斗の言葉に佑はため息をつきにやっと笑った
「あ…かなちゃん、俺タダ働きはしない主義だからその辺よろしくー」
「え…」
俺が頼んだ訳じゃないっ!という言葉を飲み込み佑の発言の不吉さに苦笑いしつつ段ボールを持ち上げた
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