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運命の独唱(アリア)


「…なるほど、いやすみませんでした」

二人から説明されたあと素直に謝罪する
寝てましたーなんてそんなアホなことさらしたくなかったし

「…てかかなちゃん、その目…」

「…やば」

やばっていっちゃったけど俺どうしよ
二日連続でばれるとかバカなの!?俺!!!

「あはは…」

笑うしかないよねほんとにもう

「…奏くん目青かったんだね…」

そりゃ知らないよね、見えないように必死に隠してたもん
昨日ほど見られたのがショックでもないのは氷室のおかげかな…まぁいずればれたんだろうけどさ
笑いながら急いでカラーコンタクトをつけると
そういうことかといって風斗は笑った

「すみません、いつもつけてるんで」

いまだに呆然とする佑をチラッとみながら
段ボールにてを伸ばす

「…引っ越しの手伝いお願いします」

「任せてこれ運ぶんだよね?ほら佑も働いて?会長命令なんだから 」

風斗の言葉に佑はため息をつきにやっと笑った

「あ…かなちゃん、俺タダ働きはしない主義だからその辺よろしくー」

「え…」

俺が頼んだ訳じゃないっ!という言葉を飲み込み佑の発言の不吉さに苦笑いしつつ段ボールを持ち上げた

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