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堕ちた先には
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煉の言葉を耳にして一瞬にして強張る。


僕が、煉のものを舐める……?


男同士で……


兄弟なのに……


そんなの……


異常だ……


「そ、そんなのできないよ。禁忌だ。神様がこんなの許すはずがない」


「くくっ、何を今更そんなことを言っているのかな…。俺と渚はもう一つになった仲じゃないか。それに、俺たちの間で禁忌なんて言葉は、存在しないんだよ。何度も言っているじゃないか。もともと、俺たちは一つの物(子宮)に入っていたんだ。ただ、それが、外に出て別々になっただけだ。本来ならば、一つでなければいけないのに、今こうして分かれていることが問題なんだよ。」


固まったまま、微動だにしない僕にさらに煉は言葉を続ける。


「渚……、できないの……?」


「や、やるから……」


そう言い、僕は膝立ちになり煉のズボンのベルトを緩めぎこちない手つきで、ゆっくりとチャックを下ろし、震える指先で下着に中に手を滑り込ませ前を寛げた。


煉自身に触れるとそこから伝わる熱い感触に体が震え一瞬手を引きそうになった。


しかし、煉の強い視線に逆らえることもなく、半ば促されるようにして、ゆるゆると下着の中から取り出す。


煉自身は上に向いて硬く立ち上がり、赤黒いグロテスクなものに、恐怖を感じ、息を呑む。


やるしかない・・・


やるしかないんだ・・・


やるしなないんだ・・・


何度も自分に言い聞かせたが、なかなか次の行動に移すことができず、そんな僕の態度にじれたのか、


「渚、口開けて」


穏やかな口調とともに煉のものが渚の口に無理やりねじ込まれた。





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あきゅろす。
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