ガールシリーズ
3


 胸の突起に歯を立てられ、アリスは甘い声を上げてダークの頭を腕に抱え込む。

「この前の熱は下がったようだな。俺の注射は良く効くだろう?」

「何が…注射よぉ…あっ」

 反論する間も与えず、ダークはねっとりとした舌でアリスのはちきれそうな胸を嘗め上げられた。

「ああ…っ」

 片手でもう一方の胸を摘まみながら、柔らかく揉んでくる。

 吐息を吐くアリスの緩んだ足元、膝を割ってその間に腰を滑り込んできた。

 捲り上がるスカートに気づいて、アリスが手を下ろそうとするのを止めるダークの腕。

「おじさま…」

 アリスは諦めて、まだダークの首を抱き締める。

 アリスはここへこんなことをする為に来た訳ではなかった。しかし、冷静な考えも、ダークの動きに、あっと言う間に隅へと追いやられた。

 ダークはアリスの胸に噛み付き、強く吸い上げる。

「あ…っ」

 もう一方の胸を揉まれながら、吸い上げられた胸の先端を舌先でピシピシ弾かれて、アリスは次第に身体が熱くなっていった。

 両足の間にあるダークの身体に触れた部分がわずかに震える。それに気づいてダークは手を伸ばす。

「あ」

 アリスの股間に男の手が触れた途端、アリスはピクリと身体を跳ね上げる。

 ダークの指先が触れる箇所が、ショーツの上からも濡れ始めているのが分かる。そこをダークは指の腹でクイッと押す。

 じんわりと滲むものがショーツを濡らしていく。

 自分でもそれに気づいて、アリスはダークの肩を掴んで離れようとする。

 が、力の差は歴然で、抵抗できず、その間にダークは指先で焦らすようにアリスの中心を弄り続けた。

 柔らかになぞる指に、アリスはどんどん高められていくようだった。

「おじさま…」

 出たのは涙声。それにすかさず気づいて、ダークはすぐに身体をずらして、アリスの顔を覗き込む。

「俺がが欲しいだろう?」

 聞かれて、素直に答えれる訳もなくて、視線を逸らす。

「そんなこと、ない…」

 まだ強気の発言。が、語尾は震えていた。

 ダークが口元を緩ませる。

 その僅かな気配にアリスが気づいた瞬間、両腕を掴まれた。

「…え?」



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