ガールシリーズ
6

「早すぎるぞ」

 先程の腹に詰め込まれた炭酸で膨れた腸が、アリスの生殖帯を刺激し続けていたのかも知れない。

 いつもより早く迎えた頂点に、ダークは苦笑を浮かべながら、己をアリスの中から半分引き出す。

「あ…」

 物欲しそうに、アリスがダークを見上げる。

「イきたいか?」

 問うダークに、アリスは主人に柔順な愛玩動物のような目を向けてきた。

「俺も、甘いな…」

 ひとりごちて、ダークは腰に力を入れる。

 そして、一気に突き上げた。

「―――――!!」

 声にならない声を発して身をしならせるアリスは、自分の中にあるダークの肉棒をきつく締め付けた。

 同時に、ダークは欲望をアリスの中に流し込んだ。

 どろどろと、熱い液体が自分の中へ溶け込んでいくのを感じながら、アリスは甘いため息をもらす。

 うっとりとした表情をダークに向けるアリスは、腰を僅かに振って、股間をダークに擦り付けてきた。

 まだ次をねだっているのだと、ダークには分かった。

「いやらしい娘だ」

 言いながらも、ダークは新しいペットボトルを手に取った。まだ汚物をトロトロと垂れ流しているアリスの尻に目をやる。

 もう少し調教する必要があるだろう。

 ダークは存分に振ったペットボトルの栓に手をかけた。





 アリスの長い日は、まだ終わりそうもなかった。









  END









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