ガールシリーズ
5

「…いや…もう…許して」

 嫌々と首を振るアリス。そのアリスの腰を掴むダーク。

「お前がしゃぶってくれたから、十分楽しませてやれるぞ、…アリスッ!」

 アリスの名を叫ぶと同時に、男の肉棒がアリスの股間の唇を串刺しにした。

 ズズンッ!

 アリスの中へ一際重量感のある肉棒が突き刺さった。


「ああ―――っ」

 太い男のものが蜜口に挿入される圧迫感に、腸に残っていた残留物がゆるくなった尻からぷちぷちと音を立てて流れ出た。

「いやあ…また出ちゃうぅ…」

 アリスはもう、狂気する程に羞恥する。

 男にもてあそばれて、排泄させられ続ける自分――。


「いやぁっ。見ないでぇっ。あたしに触らないでぇぇ」

「心配するな。後で一緒にシャワーを浴びよう。お前の身体の隅々まで、俺の手で奇麗に洗ってやろう」

「や…あぁ…」

 嫌だと言おうとした言葉は、ダークによって紡ぎ出された刺激にかき消された。

「ふぁ…あん…ダメ…そこぉ…」

「アリスはここがイイんだったよな?」

 言いながら、ダークは知り尽くしたアリスの身体の中で一番弱い所を突き上げる。

「あ…やん…ダメ…も…もっと…」

 アリスはすっかり調教された子犬のように、男の導くままに腰を揺らした。

 途端に、生み出される快感。

 先程の羞恥と新たな快感とが入り交じって、アリスの脳を完全に麻痺させる。

「ああ…おじさま…ご主人さまぁ…」

 ぴちゃぴちゃ…びちゅ…。

 アリスの愛蜜に混じって、アリスの排泄物と男の体液、そして二人の汗がこすれ合う。

 二人は、もう、何もかもが同化していた。

 ぺちゃ…びちゅぅ…。


 炎天下の明るい日差しの中に不似合いな淫猥な音が浜辺に響く。それを波の音がかき消していく。

「いい、きつさだ…お前の中は、いつ来ても最高だ…」

 アリスの耳元に、囁くように告げるダーク。しかしアリスの耳にはもう何も届いていなかった。

「ご主人さま…イくぅ…あたし…イッちゃうぅぅ…っ」

 喘ぎ声を上げるアリス。



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