ガールシリーズ
2

「どうした。わしのペニスをくわえて喘ぎ声をあげていたのを忘れたのか?」

 言われて、アリスは顔が熱くなる。無理やりも同然だったのに。

 ダークはアリスの胸をまさぐった。

「やだぁ…っ」

 ダークの手に握られて、アリスの胸はTシャツの上からでもはっきりと乳首の立つのが見えた。

「今日はノーブラか」

 ダークがアリスの耳元で聞いた。

 アリスのJカップの胸に合う下着はなかなか見つかるものではなかった。いつも窮屈なブラジャーを着けていたのでは苦しくて、アリスは休暇には下着を着けないことが多かった。今日は、素肌にTシャツ一枚を羽織っただけの薄着だったのだ。

「脱がせやすいのも、いい」

 ダークはアリスのTシャツの裾をまくり上げ、アリスの胸の上にたくしあげて乗せた。二つの大きな乳房が前方に張り出す。

「やめ…てっ」

 アリスはシャツを下ろそうとするが、両腕を背中でまとめられ、持っていたポシェットの紐でくくられた。

「放してっ」

 その格好のまま、アリスはベンチに座らされた。

「やだ…っ…」

 ダークがアリスの前に屈み込み、正面からアリスの乳房を捕まえ、揉み上げながら片方の乳首にむさぼりついた。

「…あ…」

 生暖かい舌先で、アリスの胸の先端を転がすようになめた。アリスの敏感な身体が、ピクリと反応した。

 吸い付いては、嘗め上げる。ピチャピチャと、ダークの舌使いが聞こえる。

 音と感覚による責め苦に、アリスは次第に身体の中が熱くなるのを感じた。何かが、責め立てるようにアリスを突き動かす気がした。

 アリスは、たった二度のダークとの関係で調教されてしまったのだ。この男の為の『女』になるように。

 ダークはアリスの乳首を甘噛みしながら、唾液を滴らせる。ダークの唾液がアリスの胸を伝い、膝に落ちてきた。

「やぁぁん…っ」

 身を震わせる。

 豊満な胸の谷間にダークが顔を埋める。両脇から二つの乳房を掴み、真ん中の谷間に埋めた顔の頬に擦り寄せる。ダークの濃く生えた髭が、アリスの柔らかい胸をこすりつける。

 胸だけに与えられる責め苦に、アリスの股間が次第に熱くなってくる。短いスカートの下でアリスは太ももを擦り合わせることで、自らの股間に刺激を与えようとする。

 ダークがそのアリスの太ももの動きに気づいた。

「どうした。もう欲しいのか?」

 言って、すぐさまアリスの膝を左右に開かせた。足を上げさせ、大きく開いたそこに、白いフリルの可愛らしいショーツがあった。

「この前のものと同じではないか」

「いやっ…」

 ダークはそのショーツに手を伸ばす。

「わしが新しいものを買ってやろう」

「い…いいらない」

 首を振って拒否をするアリス。ダークはそんな声には耳を傾けず、アリスのショーツの股間の部分を引き裂いた。

「やだっ」



[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!