銀の森の魔物たち
序-2


 されるまま、何も知らない少女は、カナンの前に足を開いた。

「いい子だ。新芽を摘むから少し痛いが、泣かなくていいからな」

「やん…っ」

 自分の股間に顔を埋めるカナンに、フィオーラはくすぐったそうにしながら、楽しそうに笑う。そのフィオーラを抱き上げ、緑色に染まる下草の上に横たえさせると、その上からカナンは身を乗せた。

「すぐに良くなるからな」

 何のことか分からず、フィオーラはカナンを見上げる。自然に綻ぶカナンの表情に、フィオーラは安心するかのように笑みを浮かべる。

 魔物であっても、生まれて初めて見たものに信頼を寄せるものなのだろう。

 ゆっくりと、カナンは己のものをフィオーラに見せないように取り出し、まだ衣服をまとっていない少女の中心へと当てがった。

 生まれたばかりの少女の秘肉の、その何とも言えないしっとりとした感触がカナンの肉棒の先に伝わった。めまいがしそうだった。柔らかな、まだ誰も踏み込んでいないその場所へ、カナンは静かに身を沈ませた。

「…!!」

 びくりと、フィオーラの身体が撥ねた。危うく悲鳴を上げそうなその小さな口を押さえ、カナンはそのまま一気に貫いた。

「いい子だ。すぐに気持ち良くなるからな」

 カナンはフィオーラの耳元で囁きながら、腰を動かす。

 ビクビクと身体を痙攣させて、フィオーラがカナンの身体に縋り付いてきた。その小さな身体を抱き締める。

「いいか? いいだろ?」

 その時、先端で突いた場所が、少女の性を目覚めさせた。

「んん…あん…っ」

 甘い声が上がる。それとともに、カナンのものを本能的にきつく締め付けてきた。

「すげぇ…いい…」

 生唾を飲み込むのも忘れた。まだ肌寒い早春の森で、カナンは熱い汗を流しながら、少女の上で歓喜に踊った。









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あきゅろす。
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