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青黄(雛さん)
(高校生青峰×数学教師、バスケ部顧問黄瀬)
年下ってポジションでも、あんがい良いもんかもしれない。
「先生」
生徒っていうポジションでも、あんがい良いもんかもしれない。
「涼太先生」
「なんスか、大輝くん」
「俺、明日の練習試合出たくねぇわ」
「…え?」
黄瀬監督が日誌を書いていた手をとめた。
日誌なんて部員に書かせれば良いのに。
心の隅で悪態をつく。
「なんでなんスか?」
「あー…、めんどいから。それに俺がいなくても明日のは勝てんだろ?」
勝つのが当たり前の試合はしても楽しくない。
全身がゾクゾクして、脳天からつま先までビリビリ痺れるような試合がしたい。
なんて、そんなの理由はほんの一割。
「涼太先生は、俺が必要?」
残りの九割は、この質問の返答が欲しいからだけど。
先生、生徒の質問にはちゃんと答えてください?
黙っちゃ、ダメだかんな。
ほらほら、そんな真っ赤な顔してもダメだから。
答えを、ちょうだい。
(俺が必要だと、俺が欲しいと、焦がれてくれよ先生)
END
雛さんのハートにイグナイトパス!
なんだか青峰の口調が安定しませんでした。
テヘペロするから許してください。
雛さんの優しさに胸がトゥクン……。
これからももよをよろしくお願いします
( ^ω^ )
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