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緑高(まーさん)
依存というにはとても甘い、俺たちの関係。
好きと言うにはまだ早い、俺たちの関係。
ただ繋いだ手があたたかくて、大きくて、ドキドキしただけだよ。
「真ちゃん」
今はまだ、友達でいよう?
じゃないと心臓がもたない。
「真ちゃん」
今はまだ、ただの影でいさせて?
じゃないと泣いてしまいそう。
幸せについていけてないんだ。
初めてなんだよ。
こんなにも誰かを愛したのも。
こんなにも誰かに愛されたのも。
「高尾」
繋いだ手はあたたかくて、真ちゃんの笑顔は涙が出るほど優しくて。
バカみたいに頬が熱くなって。
触れ合った唇が、ほら。
「まだダメだって言ったのに」
「お前の意見など聞いていないのだよ」
君が好きすぎて辛いよ真ちゃん。
今のでもう死んでもいいって思っちゃった。
もう、だめかも。
恥ずかしくて、甘くて、熱くて。
俺の初めてのキスは、ほんのり小豆の味がした。
END
まーさんのハートにイグナイトパス!
リア友がキリ番踏むとは思ってませんでした。
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