常識、非常識? 「いい子だね、梅くんは」 香山さんが俺の頭を撫でながら微笑んだ。 「じゃあ、私は行くね。」 「はい」 「もうすぐ私の代わりに案内してくれる生徒が来てくれるから、ここから動いちゃダメだよ」 「わかりました」 なんか、俺また子供扱い!? 「あと、これ私の連絡先だからね。なにかあったらいつでも電話していいからね」 「はい」 それじゃあ、と手を振って車に乗り込み香山さんは道を引き返して行った。 ………車、長かったな。あれ、なんていったっけ? リベンジ?り………リ…………りんご? 「おい」 [*やっぱ戻る?][進んでみようよ#] [戻る] |