かなり広いね 豪華な門をくぐり、広い道に出た。そこは、天使の像が舞をしてる噴水と象牙色のベンチ、そして薔薇園があった。 「ついたよ」 呆気にとられてると、いつの間にやら降りた香山さんがドアを開けてくれた。し、紳士だっ 「じゃあ、理事長室に」 香山さんが俺の手を握った………のを、電子音に遮られた。 香山さんがごめんね、と言って電話に出ると一気に眉間に皺が寄った。 「……今からですか…………わかりました」 そして、ため息をつき携帯を閉じた。 「ごめんね、仕事が入ったみたいなんだ。本当は私が梅くんを送りたかったんだけど………」 「あ、謝らないで下さいっ!ここまで送ってくれて、ありがとうございます」 [*やっぱ戻る?][進んでみようよ#] [戻る] |