春に寄り添う龍 6 嫌いなわけないじゃん! 「なら付き合え」 「えぇっ!?」 「春海、命令。つ・き・あ・え」 「・・・・・・はいぃ」 いきなり声が怖くなったあぁぁぁあ!!俺、そーゆうの苦手なのに!!か、母さんが脳裏に浮かぶ・・・ 「ふっ・・・それと、俺のことは龍仁とよべ」 「りゅ、龍仁?」 てか、りゅうちゃんの名前弟と一緒だ! 「春海、左手出せ」 「うん?」 左手をりゅうちゃ・・・龍仁の前にだすと、薬指に指輪を嵌められた。 「これ・・・?」 嵌められた指輪は自分の指にピッタリ。 しかも、表面に細かい細工がしてあって真ん中に水色の石が埋め込まれてて綺麗。 [*前へ][次へ#] [戻る] |