春に寄り添う龍
旅は道連れ・・・?
「ははははは春海!」
ゼンさんが教室から去った瞬間、ノブが走り寄ってきた。
「どうした?」
「なんで番犬と仲良く話してんだよ!」
「番犬?・・・って、ゼンさんのこと?」
「そう!春海、悪いことは言わないからもう関わらないほうが「HR始めるぞ。」
ノブが俺の肩を掴み叫ぼうと口を開いたところで担任がきた。
「はぁ・・・とにかく、続きは後で。」
ノブはそう言って自分の机に戻っていった。ノブ、朝から元気だな。
そのあと、ノブは何故か放心状態になっていて観察してたらいつの間にか昼休みになっていた。
「の、ノブ?」
目の前で手をひらひらとしてみたが、全く反応無し。どうしようかと考えていると、龍仁が俺を呼んだ。
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