春に寄り添う龍
4
「あれ、でも俺龍仁たち学校で見たことない・・・」
「ああ、それは来てないときとか、屋上にいるからだと。」
てか、この学校不良いたんだ。そう言えば、このクラスにもカラフルな人が沢山・・・でも皆優しいから不良とは思えないな・・・
「あ、でも大丈夫ですよ!この学校の不良9割がうちのチームのやつなんで!」
9割?ここ、結構マンモス校なんだけど・・・
「それに、この指輪があれば春海さんは狙われません」
「これ?」
なんで指輪が関係あるんだろ?
「それは、総長の伴侶の証です。」
「・・・は、伴侶って」
なんだろ、伴侶って?
「伴侶に手を出すなど、自殺行為ですから。あ、俺一階下の1-Sにいるんで、なにかあったら来て下さい」
そう言ってゼンさんは教室を去った。
あ、伴侶ってなにか聞きそびれちゃっ・・・た
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!