[携帯モード] [URL送信]

春に寄り添う龍
これ・・・?


そんなこんなでつきました。俺は良いって言ったのに、「教室まで送る」って言われたからお言葉に甘えた。・・・それに、家出たときから俺の鞄を龍仁が持ってくれてるからね・・・。

「春海」
「なに?」

気付いたら、俺の教室にいた。・・・なんで俺のクラス知ってるんだろ?

「昼、また来る」
「うん!」

て、ことは一緒にご飯食べるのかな?

「あ、そういえば」

そう呟いて、龍仁は俺の左手にキスをした。

「りゅりゅりゅりゅ、龍仁!?」

いきなりの行動に、俺はまた赤くなる。

「クク・・・“これ”、絶対外すなよ」

俺のものだっていう証だからな・・・龍仁は真っ赤な俺の頬にキスをしてそう囁いてどこかへいった。


残された俺は顔を隠してその場に蹲った。




[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!