春に寄り添う龍
あーさー・・・
どうも、佐野春海です。今日も清々しい朝がやって参りました。朝日の陽気で体が温められますね・・・って、俺何キャラ!?
「いってきまーす」
「・・・」
開けたドアを一旦閉める。数回深呼吸してもう一度ドアを開く。
「春海・・・?」(ニコリ
「!!」
目の前にいる龍仁は清々しい笑顔でより近づいてくる。
「てめぇ・・・よくも閉めたな?」
「ぎゃあああ!!ごめんんん!!」
ガシ、と両肩を掴まれ笑顔で凄まれる俺。龍仁、不良なのになんでそんな爽やかスマイルなの!?逆に怖いよ〜!!
「ククク・・・っ」
「ふぁ?」
いきなり笑われ意味がわからない俺。そんな俺に龍仁は
「全部声に出てたぞ」
って、言ってまた笑い出した。
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