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春に寄り添う龍
嫌!……じゃ、ない…かも?
な、なにを言い出すんだこの人は!
「ひゅー♪」
………なんか、場違いな口笛が
「だから……邪魔すんなよ」
「「「はい!!」」」
《りゅうじん》は俺を抱えたまま“VIP”と書かれた部屋の扉を開けて入った。
ど、どうしよう!?
今座ってるんだけど……
え、どこにって?
ソファに座ってる《りゅうじん》の膝の上に。
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