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short
『手錠』 綱←雲雀


「・・・雲雀さん・・コレどういう事ですか?」


俺は目の前にいる学ランを肩に掛け、にこやかな・・いや違う。怪しい笑みを浮かべる風紀委員長こと雲雀さんに問い掛けてみた。

いきなり放送で呼び出されて今現在、応接室にいる。

呼び出されるのはもう慣れた。

毎回、ケーキとお茶を出されるだけで終わるから、そんなに危機感を感じていなかった。

だが、今回は危険かもしれない。


今、俺の両手は金属物によって拘束されている。

そして今にいたるワケだが、何故こんな事をされているのかを俺は理解していない。


「あ・・あの〜・・・。」


(もう一度雲雀さんに聞いてみよう。)


「雲雀さん、コレ どう見ても手錠ですよね?」


「そうだけど。」


ニコッと笑う雲雀さん。
だけど、俺にはその笑顔が恐ろしく見えた。


「・・・でも何で 俺に手錠なんか、かけるんですか?」


思いきって一番気になる事を聞いてみた。
すると、さっきまでの笑顔が怪しい笑みに変わっていく。

危険を感じたが、もう遅かった。
俺はいきなりソファーに押し倒されて、仰向けになった。


(ヤバい・・なんかヤバいぞ。コレ・・・!!)


心臓がバクバクと鳴っている。


(おかしい・・相手は男の人なのに・・!!!)


焦って逃げようとしたが、雲雀さん愛用のトンファーで阻まれた。


「逃げようとしても無駄だよ。」


そう言うと雲雀さんは俺の額にキスをした。


「うわぁッ!!!」


俺はビックリして肩をビクッとあげた。

その反応を面白がるように雲雀さんは俺のいろんな所にキスを落としていく。

雲雀さんにキスされた場所がすっごく暑い。

いや、いつの間にか全身が暑くなっているッ!!


(ヤバい!このままじゃ、心臓がもたない・・!!!)


どうにかして止めさせよう!!と思うが、肝心な手が拘束されている。

これじゃあ死ぬ気になれないじゃんッ!!


(あぁ、だから手錠なんだ・・。)


そう納得している間に雲雀さんはどんどんヒートアップしていき、ついには俺のズボンに手をかけた。


「ひっ・・雲雀さん!?何しようとしてるんですかッ!!!」


「大丈夫だよ、綱吉。すぐに良くなるから。」


雲雀さんはカチャカチャと俺のベルトを外していく。


本当にヤバい・・!!!
俺、婿に行けなくなるッ!!!

必死に悩んだ末にパッとひらめいた。


(そういえば、この手錠って結構硬かったよね。

コレを思いっきり雲雀さんに ぶつければ、逃げれるかも!!)


そして覚悟ができた。
雲雀さんはというと、さっきから俺の腹を弄っている。
やるなら今しかないッ!!

そして、俺は目を閉じて、思いっきり腕を振り落とした。


「・・えいッ!!!」

・・・ゴッッ!!


やったかな!と思って目を開けてみると
俺の手は雲雀さんの頭の後ろのほうにいってしまい俺が雲雀さんを抱いているような状態になってしまった。


「は・・ははッ・・」


俺はとんでもない失敗をおかしてしまったらしい。

雲雀さんは俺のとった行動が誘っていると認識してしまったようだ。


「綱吉・・。僕も君を愛してるよ・・。」


なんかもう、俺が知っている雲雀さんではないようだ。




この後、雲雀さんに愛を注ぎ込まれたのは言うまでもないー・・・。


でも、なんでだろう。
嫌な気持ちにはならなかったのは・・。



**********************


はい。初小説でしたぁぁ〜!(^∀^)ノ

って何この小説。
私は何を書こうとしたのだろうかッ!!!

まぁ、初めという事で、見逃してください・・!!!(^_^;)


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