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アキさんより/骸ツナ


『お友達から始めましょう』

「クフフ…」

「あの…骸さん?
なんで俺んちにいるんですか…?」

学校から帰ると、なぜかキッチンの椅子に当たり前のように座っている骸さん。


「なんでって、"突撃!隣の沢田家"ですよ」

「いや、意味分かんないんですけど」

俺の言葉を聞いた骸さんは、なぜかため息。
ふざけてる?
マジでこいつふざけてるよね?

「では本当の事を言いましょう…
君の事が気になるんですよ」

「そうですか。俺は気にならないので、どうぞお引き取りください」

「クフフ…つれませんねぇ」

もうこいつの笑い方にすらイラついてきたわ。
っつか、マジでなんでこの人俺の家にいんの?


「俺着替えてくるから、それまでには帰れよパイナポー」

そう言ってキッチンから出ようとした俺の体は動かなくなる。

理由は簡単。
骸さんが俺の右手をつかんだから。

そのまま骸さんは、俺の体を壁に押しつけた。

相手の呼吸を感じる程近い距離で、骸さんの顔を見ることになるとは夢にも思わない。

整いすぎた顔に、なぜか少し鼓動が速まる。


「いきなりそんな態度をとるなんて、あんまりじゃないですか」

「…」


無言のたばっかりで…
なんか順番通り越してる気がするんですけど?」

「順番?」

「恋人の前に"友達"になるのが普通じゃあ…」

眉根を軽く寄せ、骸さんは考えているように腕を組む。



「じゃあ…」

お友達から始めましょう
「お友達記念にS○Xでもしましょうか?」
「友達がそんなことするかァァ!!!」








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アーーーキーーーっ!!
ももも萌えをありがとうっ
6927まじで好きだわv

しかもオチつきでww


あきゅろす。
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