小説 NARUTO(うずまきナルト) 明日もその太陽のような笑顔が見れますように… 〜太陽の隣〜 「沙良!!」 手を振りながら私の名前を呼びこちらに向かってくる彼の姿を見つけただけで顔が綻ぶのはなんでだろう? 「って、何ニヤニヤしてんだってばよ!」 私の近くまで来た彼は来た途端、こんなことを言う。 別にニヤニヤなんてしてないのに…けど、そんなことを言っている彼の驚いた顔も私を安心させてくれる。 「お〜い!何ボーっとしてんだってばよ!」 彼は話しかけているのに何も言わない私を心配したのかは分からないけど、右手を顔の前で振っている。 そんな些細な行動も私にとっては嬉しい。 けど、一番私が好きなのは・・・ 『ねぇ?ナルト。』 「あ、やっと反応したってばよ。んで、どうしたってば?」 私は彼に笑いかけながら 『これからも私の隣で笑っててね?』 と伝えたら、一瞬驚いたみたいだったけどいつもの太陽のような笑顔で 「おう!」 と一言。 私は一呼吸おいてから彼に 『ナルト…大好きだよ。」 |