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番外・過去拍手ほか書庫
3〈恵〉
●極道うさぎに恵みあれ―恵


三嶋「申し訳ありません。一弥さんはお仕事がありまして、代わりに」

恵「えー、いっちゃんはー?」

三嶋「きっと、またすぐいらっしゃいますよ」

恵「そっかー。うん」

三嶋「質問ですが『好きなタイプは?』という事です」

恵「好きなー?知らなーい」

三嶋「無い、という事ですか?」

恵「誰かを好きって思った事ないしー、そーいうのも興味無い」

三嶋「バッサリ切り捨てましたね。いっそ男らしいです」

恵「でも勝手にフラれるんだー。『こんな人だと思わなかった』って」

三嶋「何故この可愛らしさが受け入れられないんでしょうか!それに根気強く付き合っていれば男らしさの片鱗くらい感じられる筈です!」

恵「三嶋さんも『黙ってればいいのに』って思ってる?」

三嶋「いえそんな!恵さんらしくて素敵じゃないですか!誰に何て言われても私は好きですからね?私も勇君も勿論一弥さんも、組の皆だって貴方が好きなんですから、悲しい顔をなさらないで下さい!」

恵「そっかー。皆居るもんねー?何て言われても関係無いよねー?」

三嶋「ええ」

恵「ありがとーう」

三嶋「恵さん…!可愛いです!」

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あきゅろす。
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