[携帯モード] [URL送信]

番外・過去拍手ほか書庫
好きな食べ物編(会話文)
響生(以下:響)「なぁ怜、今度メシ食いに行こうぜ」

怜「何、突然。まぁいいけど」

響「よっしゃ!……んじゃあ、何が好きなんだ?好きなもん」

怜「んー、あまり太りそうなのは嫌ぁ」

響「太りそうなの?揚げ物とか?カロリー高いやつ?」

怜「でもやっぱり甘いものには弱いのよねー。太るんだけどー!」

響「お前ほっせぇんだから気にすんなよ!」

怜「油断はダメなのっ!気をつけるのっ!美容の為なのっ!」

響「別に今も十分きれ……で、何が好きだって?」

怜「え?今」

響「何でもない何でもない何でもない」

怜「言ってよー!何ー?ちゃんと言ってみてー?ねぇねぇー!も一回!」

響「うっさい。好きなもんはどうした。好きな食べ物を言いなさい」

怜「さっきのちゃんと言ってくれたら言う」

響「……このやろう」

望「このやろうは貴様じゃい!退けぃ!怜ちゃんの隣は俺の席じゃ!我が家から出てゆけ!」

怜「のんちゃん!?」

響「イテ!お兄さん!」

望「お兄さんて呼ぶんじゃねー!」

怜「ちょっとのんちゃん!」

望「キレイなんて俺がいつでも言ってあげるんだから!よそにお嫁には出しませんよ!?」

怜「むーっ」

響「あ、拗ねましたよ。ほら、邪魔するからですよ」

望「お前は黙れ!あーよしよし。んじゃ、おいしいもん食わしちゃるから!」

響「あ!ズルいじゃないですか!俺が先に」

望「先も何もあるか!怜ちゃんは俺のだって何度言ったらわかんだ!」

怜「もういい!二人がケンカばっかするから一人でご飯食べるっ」

望「怜ちゃーん!今度高いホットケーキミックス買ってあげるからー!メープルシロップじゃなくてちゃんとはちみつかけるからー!」

響「ホットケーキ?メープル……はちみつ?」

怜「……ほんと?」

響「えー!?まさかそれでオールオッケー!?」

望「ホイップクリームもつけてあげるよ?」

怜「うん。じゃあ二人とも仲良くね!?」

望「はいはいはいはい、ナカヨクー」

響「返事やっつけじゃないですか」

望「怜の為ならエンヤコラだ!」

響「ホント好きなんすね……ブラコンだなぁ」

望「何とでも言うがいいさ!さーって、怜ちゃん!早速ホットケーキの買いに行こっか?」

怜「わーい!やったー!」

響「ちょ!今からって!俺もついてきますからね!」

望「来んな!」

響「そっちが横取りするからでしょーが!」

怜「ねぇねぇ。仲良くは?」

響・望「ハイ」

怜「よしっ。じゃ三人で買い物行こうね?」

望「(こういう時は最強だ。泣かれたら終わりだからな)」

響「(こんなんで望さんに勝てんのか、俺)」

怜「楽しみねーっ?」

望・響「ソウダネー」

[*前へ][次へ#]

3/6ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!