番外・過去拍手ほか書庫
１ライバルは誰！？
怜「こんにちはー！一人じゃ寂しいから一緒に進行してくれる人を呼んじゃいます！皐ちゃんでーす」
皐「何で俺なの？」
怜「え？暇でしょ？」
皐「……帰るぞ？」
怜「やだぁー！ごめんなさい！ちゃんと仕切ってくれそうだからなのー！」
皐「その仕事は怜ちゃんがこなすべきなんじゃないの？」
怜「さて！今回は早速コメントがありました！」
皐「聞けよ」
>>いきなりですが怜ちゃん愛してます☆王子に質問です。怜ちゃんに関して、コイツが一番の強敵だっ、て人は居ますか？ついでに怜ちゃんへの愛の程も教えてもらえたら^^ではでは、怜ちゃん可愛くてかっこ良くて大好きだよー☆哀慈
怜「やだもう！いきなり告白されちゃった！」
皐「王子に質問だね。王子ー、おいで。そしてパス」
王子「はーい」
怜「最後のも聞いた！？ほめられ慣れてないから照れるー！！哀慈さんね！？きゃーありがとーう！って、あれ？皐ちゃんは？」
王子「“パス”って」
怜「チッ！逃げ………………王子に質問だって」
王子「今……、まあいいや。質問？」
怜「うん。一番の強敵は誰か、って。強敵って何、ケンカしちゃうの！？」
王子「いいの、怜ちゃんはわかんなくて」
怜「えーっ！」
王子「強敵は今のところ僕の学校の保健の真弓先生かな」
怜「何でー？」
王子「消去法」
怜「消……！？」
王子「お兄ちゃん達は怜ちゃんにとって家族でしかないし、マキちゃんは最初からお友達だとしか思ってないでしょ？」
怜「うん。よくわかってるのね？」
王子「怜ちゃんの事だからね。でも僕、一ノ瀬先生はちょっと危険かなーって思うんだ」
怜「将ちゃんは危険な人じゃないわよ？」
王子「怜ちゃんはいいのっ。わからなくてっ！」
怜「そんなに言うなら……、じゃあ次ね？えーと、私への愛……？」
王子「愛の程かー」
怜「た……、楽しそうね？」
王子「怜ちゃん」
怜「な、何？ちょっと、近いから離れなさい」
王子「僕はね、初めて会った時からずっと怜ちゃんが好きだよ」
怜「ちょ…っ！公の場だから！聞いてるから、人が！」
王子「馬鹿だなぁ。わかってて言ってるんだよ」
怜「王子が！！誰か！王子がブラック王子にぃ！」
王子「怜ちゃんは僕が守ってあげる。僕は怜ちゃんの王子さまになるから。怜ちゃんは僕のお姫様ね？」
怜「………………」
王子「どうしたの？顔、赤いけど」
怜「別に赤くないですっ」
王子「そ？じゃあ僕、宿題しなきゃならないから。じゃあねー」
怜「はいはい、じゃあね。……去り際はいつもあっさりなのね」
皐「はいただいまー」
怜「あ！今頃帰ってきたの！？もう！皐ちゃんが居なくなっちゃったから王子がブラック王子になって大変だったんだからー！」
皐「…………は？」
怜「もういいわよ……」
皐「よくわからないけど取り敢えずおめでとう」
怜「全然おめでたくない！あー…結局私はこうやって皆にいじめられるのねーっ！」
皐「質問・リクエスト・メッセージなど何でも待ってます。それではさようなら」
怜「もう終わるの！？じゃあね、ばいばーい！」
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