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短篇
前書き
「雪白の椿を彩るのは」の続編です。


父親はアメリカ人の父と日本人の母の間に生まれたハーフ。母親は親日家のフランス人という雪村椿だが、日本で生まれ育ったので中身は日本人。
書道家として日本とフランスで活動している。
現在はフランスに住みながら、日本文化が好きな人達に向けて小さな書道教室を開いている。
書くこと=仕事が自分の存在意義。

そんな椿がたまたまカフェで出会った男性は、世界的に有名なブランド「ジュリオ・エメリー」の創業者を祖父に持ち、自身もデザイナーのジュリオ・ファリエールだった。
ブランドにうとい椿は有名人の彼を知らなかったが、椿の人間性を尊重して優しく受け入れてくれる彼に惹かれるように。
そして誇りを持って仕事に向き合う素朴で純粋な椿に当初から思いを寄せていたジュリオとの交際が始まった。

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あきゅろす。
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