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紅の搭
緑色のイケメン

朝、日差しと共に目が覚める

「ふぁぁ…」

ベットには僕だけだった
━━約束守っているのかな?
きっとはいってくると思ってたがきちんと守るみたいだ
━━僕が気づいてないだけかもしれないけど…

コンコン

「失礼します」

そう言って部屋に入ってきたのは緑色の髪の毛に緑色の瞳のイケメンだった
イケメンは僕のそばまで来ると

「はじめまして要様。私は今日から要様の世話役になりましたファイと言います。これからよろしくお願いいたします」

━━敬語!?様!?
敬語や様をつけて話してくるなんて初めてだった

「えぇっと…ファイ…?僕なんかに敬語や様なんて使わなくていいよ」
「いえ、私が使いたくて使ってるのでお気になさらないで下さい」

━━なんか真面目だなぁ…

「それならいいんだけど…」
「ところで要様。 今から要様をアル様の部下たちに紹介する集まりがあるので着替えてもらってよろしいですか?」
「え?そんなのがあるんだ…別に紹介しなくてもいいと思うけどな…」
「いえ、紹介しないと侵入者と思われ食べられてしまいますよ?」
「え!?」
「それと他の階に行くときは必ず私と一緒に行ってくださいもしもの時があるので」
「…それってどのくらい危ないの…?」

ファイはちょっと考え込み

「そうですね…簡単に言えば猛獣に子供が手ぶら、防具なしで戦うような感じと思ってください」

凄く危ない事がよくわかった。
━━やっぱり魔王って強いんだろうな…
そんな当たり前の事を考えながら僕は魔王たちが待っている大広間へ向かった


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あきゅろす。
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