◆モンハンdos☆旅の記録◆
俺、変態!?
赤鳥亭で朝食を取っているカオリとゲイナー。
「ここのモーニングはうまいにゃ!美味しいしボリュームがあって安いのがお気に入りにゃ♪」
「狩りも順調で最近毎日ここで朝食よねーw リッチだ♪」
二人はパクパク口に詰め込んで朝から食欲旺盛だ。
「おまえら朝からよく食うなぁ〜w」
その横で、アーサーはコーヒーを飲みながらそんな二人を眺めていた。
「おはようでござる♪今日もいいお天気で狩り日和ですなw」
そこへカインが清々しい顔をしながら歩いて来た。
「おはよーw」
「おはようにゃ〜♪」
挨拶だけ済ませるとまた食事に戻る二人。
「おはようカインw」
「朝から元気ですなw おお、アーサー殿おはようでござる♪」
カインは礼儀正しくアーサーに挨拶をした。
「アーサー殿。今日の狩りはご一緒できますかな??」
「ああ、今日は予定が無いから一緒に行けそうかな?」
「キリンの時来てほしかったのにぃ〜!おかげで変な人がなついちゃったわよ;」
カオリがハムを突き刺しながら文句を言っている。
「変な人?? なんだいそれは?」
「でもそいつのおかげでキリンを倒せたにゃ。
あいつは一見アホに見えるが王子と並ぶぐらい強いにゃ!?」
ゲイナーも食べながら話しに参加した。
「へぇ〜・・・それは見てみたいね」
「今日は来てないでござるか?紹介したいので来るように伝えたのだが・・・」
カインは辺りを見回しながら言った。
すると勢い良く扉が開く音がした。
バンッ!!
「俺、参上!!!」
そして派手なアクションで決めポーズをとる。
周りのハンターたちは驚き、その男に注目した。
変人を見る目でじろじろ見ている。
「デンオウ殿・・・;」
カインたちはあまりのアホさに赤面した・・・。
「あw いたいたw 遅れてゴメーンww」
そう言いながらデンオウはみんなのいる所に走り寄って来た。
「元気って言うか・・・アホって言うか・・・恥ずかしい男にゃ;」
「おはようございまするデンオウ殿。今日も愉快ですなw」
「やー、カインおはよーう!ゲイナー、元気になったー!?姉さんもオハヨーw」
デンオウは明るくみんなに挨拶をした。
「相変わらずアホ全開ね・・・恥ずかしいからもう少し離れてくれないかしら・・・;」
カオリはうんざりした顔をしながらデンオウに言った。
「えーwww」
その声もなんだか嬉しそうなデンオウ・・・。
「デンオウ殿。紹介するでござるよ。こちらの方がアーサー殿でござる」
場を和まそうとカインが割って入った。
「なかなか面白い人だねw」
「俺はデンオウ!正義の味方をしていますw
あなたの事はみんなに聞きました。かなり強いようですねw 是非一緒に狩りをしましょう!」
デンオウはそう言いながら手を差し出した。
「いやぁw そんなに期待しないでよww こちらこそよろしくね♪」
二人は握手を交わした。
「へぇ〜・・・装備はミラルーツか・・・。ふむふむ。なかなか腕はたつようだね」
アーサーはデンオウの装備を見ながらつぶやいた。
「お、さすがだね。強い人にはわかりますなw」
笑ったデンオウの白い歯が見えた。
「仲間・・・そして友情・・・いい光景でござるな・・・・・」
カインは二人の握手を交わす様子を見ながらなぜか泣いている。
「・・・やっぱカイン・・・きも・・・;」
それを密かに見ているカオリとゲイナー・・・;
「さて、今日はどこに行くの〜?」
デンオウはカオリに聞いた。
朝食を食べ終わったカオリは口を拭きながら
「う〜〜ん・・・そうねぇ・・・。キリンの蒼角で装備品の強化も出来たし。
あー!でもキリンのせいで大事な大剣が壊れちゃったのよねぇ〜・・・;」
カオリはがっくりと肩を落としながら言った。
「ああー、レウスの大剣?」
「そう。見てよコレ」
カオリは背中に背負っている大剣をアーサーに渡した。
「あれま。見事に刃がボロボロw まあ、これぐらいなら鉱物と
レウスの素材が少しあれば数日で修復できるでしょ。
あとで工房で何が足りないのか聞いてから素材を取りに行けばいいだろう」
レウスの大剣を構えてアーサーが言った。
「そっか!わかった!!今から工房に行って聞いてくる!!」
カオリは大剣が直ると聞いてぱっと明るくなり、そのまま走って工房に行ってしまった。
「はやww」
「切り替えの早い姉さんだww
おっと、そういえば俺のガンスもぶっ壊れたんだったw 俺も工房に行ってきまーす!
姉さん待ってよぉぉ〜〜〜www」
デンオウはそう言いながらカオリの後を追いかけて行った。
「今日のクエストは久し振りに採取ツアーと行かれますかなwww」
「たまにはのんびりと行くにゃ♪」
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