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■優しいおじさん
外に連れ出されると、「そんなに取り乱してどうしたんだい?はづきお姉ちゃんとなにかあったの?」っと、おじさんはゆいと背を合わせるようにしゃがんでは問いかける。

ゆいはしょんぼりと黙っていると、「もしかしてゆうくんになにかあった?」っと聞く。

慌てて首を縦にふると、ゆいはおじさんの服をぎゅっと握り「お兄ちゃんをたすけて」っとお願いした。

ゆいは軽く説明をすると、「そうか、それはお母さんが勝手すぎるよね…」っと、おじさんはじっくり聞く。

「わかった、おじさんがお母さんを説得してあげよう、何も知らないお父さんじゃ、ちょっと説得力が無くて厳しいだろうしね。
向こうに詳しいおじさんなら大丈夫だよ。
それに、ゆうくんとはちょっとお話ししただけだけど愛着は湧いちゃったからね。」
っとにっこりと微笑んではゆいの頭をなでてくれた。

「ほんと?!お兄ちゃんたすかるの?!」っとゆいが言うと、「その代わりゆうくんを学校に行かせれるのは、その…学校でいじめられちゃう環境をなんとかしてから…になるけどね
それに1回閉じ込めちゃってるから出しても…
いや、まぁ…見て見ないとわからないか…。」
っとおじさんはどこか不安そうに言う。

ゆいは、よくわからず首をかしげる。

「とりあえず一旦家に帰ろうか」

っと、おじさんと2人でゆいの家に向かうことになった。

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あきゅろす。
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