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小説
鏡夜×ハルヒ(まさかのラブラブ
鏡夜が目を覚ますとそこは,・・・無人島でした。


ザザーン・・


ザザーン・・


「暑い・・・」


俺は何故こんな所にいるんだ?


確か・・俺の家に環達が来て・・無理矢理海に連れていかれて・・



この状況か。



待て。俺の他に漂流してる奴はいるか?


「おーい・・誰かいないか?」


浜辺から森に向かって叫ぶ。


すると・・・


「鏡夜先輩・・・」



「ハルヒ・・!?お前もここに・・?」


「ハィ・・自分が海で溺れかけて,そこを鏡夜先輩に助けて貰った所から思い出せません・・」


そうか。俺はハルヒを助けてそのまま気を失って・・・



無人島に漂流したわけか。


「あ・・の?鏡夜先輩?」


「何だ?」


「どうやってここから出るんですか?」


上目使いで聞くなよ///



まぁ 前から顔は綺麗だなと思っていたが・・・


俺が恋する程だしな・・



これは告白のいい機会なのかもしれないな。



神様グッジョブ。



「さぁな・・俺もハルヒも水着だし・・夜は冷えこむだろうしな・・」





「はぃ・・あっ」


「何だ?」


ハルヒは何か思いついたらしい



「鏡夜先輩,携帯・・・」


あ・・・


ポケットから携帯を取り出し,(防水の携帯です)



パチッ



『圏外』


・・当たり前か。無人島だし



成績優秀のハルヒも流石にパニクッてるな。




「圏外だよ。」



「そうですか・・。」


しゅん,と俯くハルヒ。


ドキ・・・



「あー・・ハルヒ」



「何ですか?」




俺は・・お前が・・



「・・いや,やっぱりいい」


「?」


いまこの状況で告白してどうする。


そんなのハルヒが困るだけだ・・


とにかく此処から脱出することを考えよう。



・・・まて。此処は本当に無人島か?





「ハルヒ!森に入ってみよう!」



「え!ハィ!」






ガサガサ・・・




森の奥へと入っていく。




待て・・・此処は何か見覚えがある・・



ハッ・・・



「クスッ・・・そういう事か」



「鏡夜先輩?」



「環達!出てこい!」






ガサガサ・・



「バレたな


「「何で分かったの〜?鏡夜先輩」」



此処は鳳アクアガーデン。



周りを海で囲う島を買い取ったのだ。




流石に俺もパニックだったしな。



「ばれちゃったネェ崇ィ」
「・・・ああ」



「あの・・・自分は何が何だか分からないんですが」



「ハルヒ。此処は無人島じゃないよ。うちの経営するアクアガーデンだ。
環達が仕掛けたドッキリだったんだ」




「えぇえぇえ!?!?」



アハハハ,という皆の笑い声。



俺は決心をして,



ハルヒに耳打ちをした。



ハルヒは真っ赤になって,小さく頷いた。












「好きだよ」




END


〜〜おまけ〜〜


俺とハルヒは後日,ハルヒパパさんに付き合う事を報告した。




返事は意外に

「マァ☆鏡夜くんにならハルヒを任せられるワァうちの娘をよろしく



俺は小さく笑い,眼鏡を直した。


おわり


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あきゅろす。
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