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プロローグ

『8月〇日 、PM7時。某居酒屋に集合されたし。そこでメンバーと合流し、合コンしなさい』


そんな怪文書が十名の男達に送り付けられたのはある夏の暑い日のこと−−。



土「おい。俺らは全員、揃ってんぞ。オメェらはどうなんだ」

桂「それがな‥‥‥銀時がまだなのだ」

土「アイツもくんのか?ったく、面倒くせぇことになりそうだな」

桂「なにがだ」

高「クククッ‥‥ヅラァ、こりゃあ何が起こるか わかんねぇ話だぜぇ。そこの戌が何心配してんのか楽しみだなぁ」

万「そんなことを言うものではない、晋助。その気持ちは拙者とて同じ。あまりそのようにからかうな」

桂「‥‥‥。ああ、銀時とデキているからか。なるほど」

近「えぇーー!!ト、トシィ?まさか万事屋とぉっっ??え?なに?マジでぇぇ?!! 」

土「あ、あぁ‥‥一応」

桂「一応とは、何事だ。銀時に失礼だろう。男なら堂々としたらどうだ」

土「誰か、コイツの口塞いでおいてくれ」

近「なんだよぉ。そんなことなら俺に一言いってくれよ‥‥‥って、あれ。何でみんな普通?知らなかったの俺だけ?」

山「まあ、よく見かけたんで‥‥何となく」

沖「そこの馬鹿がサカリすぎなもんで目に入ってくるんでさァ」

近「俺だけ‥‥」

土「おおお俺は別にいってねーし!近藤さんだけいってねーわけじゃねぇよ!つーか、おまえら知ってたのか‥‥頭痛が‥‥」

神「そんなことより、待ち人、きたみたいだよ」

土近沖山「「「「つーか、お前(アンタ)誰」」」」

神「ん?ああ、細かいことは気にしないほうがいいよ。今から何があるかわかんないし。まあ、今日だけ君達の仲間ってことにしといてよ」





銀「おー、悪い悪い。いやね、出掛けにちょっと腹の具合が‥‥つーか、なんかやな予感がしてさあ。だいたい誰の指令?なんの策略?何が悲しくてこのメンバーで合コンなんてしなきゃいけないの」

山「なんか、リクエストがきたらしいですよ。やらないと、二度とお前ら話に使ってやらねぇって殴り書きまでしてあります」

万「それは困るでござる。拙者、まだ晋助にあーんなこともこーんなことも沢山やりたいことがある」

バキッ

晋「変なこというんじゃねぇ!!」

土「あー、俺もそうだな‥‥」

沖「何、物思いに耽ってやがんでぃ。この変態」

土「なっ!総悟ぉ??」

銀「俺、別に出れなくなってもいいけど。なんかこの先やな感じするし」

坂「まあまあ、そんなことはどうでもいいき〜〜皆でパァーッと騒いだらよか!!さ、中入るぜよ!!!」



とりあえず、みんなそれぞれの思いを胸に抱きながらも、坂本の言葉に背中を押されるように店の中に足を踏み入れました。

このあと何が起きるかわからないままに‥‥


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