二十二才になった亮太の恋のお話です。

　これはうちのサイトが開設当初に登録させていただいていたランキングサイト様の、何周年目かの記念企画で短編小説を募集されていたところに、恥ずかしげもなく投稿した作品です。
　当時はまだ小説の書き方もいい加減で、句読点を半角で打ってたり、行間を沢山空けてたり、正直適当に書いていたのですが、ランキングサイトの管理人様のお直しが入ったことで、小説の書き方を考え直したというか学んだというか、改めるきっかけになった、小説の内容とは全然関係ないところで思い出に残る一品になりました。
　今考えるとお直しが入ったのは、いろんな作家様が投稿していて、書き方も人それぞれで、並べるのにある程度の統一感がないとおかしかったからだと思うのですが。
　私は現在は、横書きがまんま縦になってもいいように書いてますが、個人的には今でも、小説の書き方はこうでなければ！っていうこだわりはないです。ぱっと見の演出的なものがあってもいいかなと。漫画と違って小説は、字ばっかですもんね。
　ま、読みやすさ優先ですけどね。

　この「恋、願わくは」を投稿したランキングサイト様は数年前に閉鎖されて、それからずっと下書きに保存したまま、サイトにあげることもせず宙ぶらりん状態になっていたので、思いきって花シリーズ本編に入れました。
　かなりの部分を書き直したので、初稿とは少し違う感じになってる、かもです。