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悪い奴ほどよく眠る
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そのまま這わせて唇をしぼめ吸い付くと
クチュ‥クチュ‥
何だかやらしい音が聞こえて

ドキドキしてくる


(ヤバい‥舌溶けそ)


それでも、舌を絡め続けた
いっぱいいっぱいの俺ではあるけど
これも全部正宗に『ギャフン!』と言わせたいが為
ただ、それだけの為なのに‥‥


「ヒロ‥」

「ハァ‥‥ン、んッ」


(どうしたんだよ、俺‥)


少しだけ唇が離れた時に呟かれる正宗の声が色っぽくて
溢れた唾液が俺の口の端から零れて
ペロリと嘗められると


「ッ‥‥ん」


(こんなのダメなのに‥‥止まんねぇ!)


自ら進んで正宗の舌を追ってしまう
舌を出して重ね合わせようとした時


「クソッ、思ってた以上に‥‥ヤバいな」

「へ?」


そうボソッと正宗が呟いた
その直後


「んッ、ンンッ!!」


これ以上無いくらい深く今度は正宗から唇が重ねられた
そのせいで俺のメガネもどっかに吹っ飛ぶ

そんなモンはお構いなしで、さっきまで大人しかった正宗の舌が激しくなって
俺を攻め立て始める始末


(ヤバいッ!正宗の舌‥‥気持ち良い)


柔らかい唇で
チュクッと舌をきつく吸われて


「ふ、ぁッ!!!」


ビクンッと体が


跳ねた


(げッ!う、嘘‥‥だ)


腰に電気がビリビリ走って


下半身が熱くなった後だった


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あきゅろす。
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