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鴨が葱を背負って来る 2
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「なぁ、ネギさん。気持ちイイ?」

「くッ‥な、訳ねェ‥ぁ、‥やめ、ァア!」

「認めちゃえよ、ネギさん」


熱い
身体中が、心臓が、脳みそが
鴨居に触られる所、全部が

火傷しそうだ


「‥誰が、ん!認め、るか‥くッ!」


さっきまで部屋中に鳴り響いていた激しい音楽はいつの間にか消され
今はクチュクチュと、いやらしい水音が羞恥心を煽る


「ぁ‥やめ、ろ‥指抜けッ、んあ‥」


くそっ!奴の方が一枚上手かよ

俺が抵抗を見せようとした瞬間を狙っていたのか
鴨居の行動は早かった

身体が反転したと思えば四つん這いの体勢
ヤバい!と警報が頭に響いた時にはすでに遅く

蕾に指が侵入し、激しい疼きが俺を襲った

クソッ、マジ最悪だ
腕は力が抜けて支えていられねーし、尻だけ高くビクビクと揺らして
誘ってるみてェ

「この、‥も、やめ、‥ん、っア!」

「ははッ!ヤバッ、可愛いすぎ
‥ネギさん、好きだ」


腰を引き寄せられ、蕾に宛がわれた熱い塊

「か、鴨居!クソッ!やめ‥ぁん、ッく!」


ググッと入口を広げ、内壁を摩りながら奥に入ってくる鴨居のモノに、
甘い痺れに悶えてしまう

背後から覆いかぶさってくる鴨居の熱い体温と

「好きだ」

耳元で紡がれる言葉に

「〜〜ッンあ、ぁ、ァアア!」


ドクンっと有り得ないくらい心臓を跳ねさせ
それと同時に、俺ん中にある鴨居なモノをギュッと締め付けてしまった


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