四季折々 1 うわっ! また、睨まれた‥ 俺が何したっていうんだよ〜 いや、春日を合コンに誘ったのは俺だけど‥ でも、行きたいって意気込んで頼んできたのは春日じゃん! ‥‥はぁ〜〜〜 あの合コン以来、佐久間に目を付けられている俺 例えば 『よっ!』 たった2文字の声掛けで冷たい視線! 肩に手なんか置いてみろ 目から光線だ! みんなには見えてない光線で俺は大ヤケドだ! マジで無理矢理なんか誘ってないし! 勘違いすんなー と、口に出して、まして佐久間には言いづらい‥‥ 秋吉はそんな俺をいじりさらに状況を悪化させて喜ぶ あのサド! と、これは絶対口にしてはいけない‥ そして俺は学習したんだ! あいつらは俺にとって鬼門 近付くな!さすれば平穏訪れん この日も無事に終わると思っていた そう、放課後までは思っていたのに‥‥ よくツルむダチ2人と俺は運悪く掃除当番に当たり、適当に終わらせ教室に戻ってきたら うわっ‥‥‥ 「おっ、春日じゃん。帰らねーの?」 「まぁな」 携帯をいじり時間を潰す春日がいた 「あぁ〜〜、佐久間待ってるのか。あいつ日直だっけ?さっき先生に捕まってたなー」 そう言ったダチ共は帰りたい俺の気持ちとは裏腹に、春日の近くのイスに座り始めた [次へ#] [戻る] |