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采は投げられた
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「こ、腰が痛ェ‥‥」


一日で一気に歳を取ったみてぇだ

ヨロヨロと体が思うように動かねぇは、太陽が眩しすぎてシパシパするは

これも全部‥‥
乃木の野郎せいだ!!


昨日の事は所々、記憶がねぇ‥‥
あいつを受け入れちまって、耳触られてから、よく分からなくなって‥‥


「ぐ、痛ッ‥‥クソッたれ!」


こんな有様だ!
‥‥ん?
げっ、ヤベェ!‥この足音は‥‥


そんな難儀な俺の耳に届いたのは、小走りに廊下を走り近付く足音

ヤバい!!
逃げようとした矢先


「神谷ぁーおはよう〜です!」

「ッだぁー!!痛だッ、市テメェェェェ!!」


いつもなら簡単に避けれる市の体当たりも、今日は見事に衝突


「い、い、市!テメェどこ触ってやがる!」

「朝一のお触りタイムです!
いいじゃないですか〜、おケツ触るぐらい!
委員長のは存分に味わって、僕には触るのもダメなんて‥‥
可愛いすぎますよーー!!」

「なッ、なッ、何ほざきやがるんだゴラァァァァ!」


朝っぱらから廊下で押し倒されるなんて

有り得ねェェェェェ!!


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あきゅろす。
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