采は投げられた
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「なーんだ!
だったら類ちゃん今度の再・再・再試験も楽勝じゃん!
じゃあ、俺達は采くんとあ〜そぼっと!」
は、何?
その敵が‥
ニコニコといつも笑ってやがる双子の片割れが、急に有り得ねぇ事をほざ始めた
「そうだなー
俺達の出る幕はないみたいだし、
これは、弟くんと遊ぶしかねーな!」
そして、いつも眉間に皺を寄せているもう片方が、その悪ふざけに便乗しやがる!
「は、はぁああああ!?テメェら、何言ってやがる!」
「「ゲームやろう!」」
「っざけんな!!お前らとなんか一緒に居られるか!」
「「あぁ〜〜そっかぁ‥」」
そう呟いた双子は、ボソボソッと話し始めやがった
聞こうと思えば、聞こえるが、なんか胸糞悪ィ!
面と向かって言えばいいものの〜〜
「何、だよ?ハッキリ言いやがれ!」
感じ悪ィなコイツら!
すると、俺を真っ正面から見てきた馬鹿双子は‥‥
「「采くん、負けんの恐いんだ!」」
ブチッとキレた
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