[携帯モード] [URL送信]

采は投げられた
1
学校が休みの幸せな土曜日

普段ムカつく事だらけの日常とは違い、穏やかにそしてゆっくりと家で過ごせるひと時に‥‥



「先輩は居ますか?」

「ぁ゙あ゙!?何言ってやがるテメェ!」

「せ・ん・ぱ・い・は‥‥」

「〜〜ッの野郎!
馬鹿にしてんのかゴラァァァ!
そんな意味じゃねぇ、聞こえてやがる!」

「あー‥そうでしたか‥」


そうでしたか‥‥じゃねェェェェ!!
コイツは〜〜〜!!


1番顔も見たくねぇ‥いや、存在すら腹立つ野郎がチャイムと共に現れやがった


背だけデケェが、それ以外は取り分け普通‥でもねぇ!!

だから何なんだ、その頭!
ボサッと野暮ったい‥つーか、ウザい前髪だな!
メガネも掛けやがって、顔をわざと隠してやがるのかよ!

どこを取って見ても、コイツが‥

何でこんな奴が‥‥



兄貴の恋人なんだ!?


俺は‥

俺は認めねェェェェ!!


[次へ#]

1/9ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!