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采は投げられた
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「て、テメェ止めろやゴラァァァァ!!」

「うるせぇな!
おい!耳嘗めるとかして、コイツ大人しくさせとけ!」

「このー、〜〜ッ!!
んぁ、くッ‥アッ、あっ!」


耳の中に、唾液と一緒に熱い弾力のある舌が捩込まれる
それと同時に、トロトロと俺のモノからは蜜が溢れ内股まで流れて行った


「そんなに気持ちイイのか?
くくッ‥神谷、これ挿れてもっとエロくさせてやる!」


クソッたれが!
こんな野郎にボコられるならまだしも

抱かれるなんて‥

有り得ねぇんだよ!!

でも、どんなに頭ん中でそんな思いを巡らしても
この状況は変わらなく


「くッ、やめ‥‥ッ!」


膝裏を抱え上げられ、あらわになった蕾
茶髪野郎の濡れた先端を感じ

挿れられる!!


と、思った時‥‥



振動と衝動

怒号と轟音

何かを壊す破壊音



「な!何だッ!」
「どうした!?」


ここにいる輩が全員焦り、そしてざわめき始める


そして次の瞬間


破裂と粉砕
倉庫の扉が吹っ飛び破片が飛び散るのを

目の当たりにする
そして‥


「‥だから俺と居ろ!!そう言ったのが分からないのか、神谷!」

「の、のの、の、乃木!?」



ぶっ壊れた扉に立っていたのは

真剣な眼差しで俺だけを見る

乃木だった


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あきゅろす。
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