類は友を呼ぶ
2
散々殴られ蹴られと大ダメージをおった可哀相な俺に、目の敵、親の敵とも思えるごとく早川兄弟は止まる事をしらない
「まったく‥‥自分は安い学食頼んでさ〜我が物顔で友ちゃんのと交換するかなぁ
心痛まないの？人間失格くん」
「どうなんだ？非常識人間くん？」
友が席に着いたのを見計らって
『サンキュー！マジ旨そ〜〜』
有無を言わさず、学食を交換したのが何故かいけなかったらしい
それを見たウッちゃん、サッちゃんから、やれ『暴君』やれ『悪代官』やれ『猿山の大将』と小言をグチグチ言われ続ける始末
そんなもんだからついウッカリ
「ダァーッ！うっせーうっせー！！
何でダメなんだよ！ジャイアンだってやってるっつーの！
仲いいモン同士学食交換し合う事が何でいけねーんだよ！
誰が何年何月何日何時何分何秒地球が何回回った時、そんな事決めたっつーの！！」
口を滑らしてしまった
そして案の定‥‥
「「このガキがァァァァァァ！！」」
「ヒッ！ご、ごめんなさーーーーい！」
後の祭り
謝っても許される訳もなく、学食で沢山の人に見守られながら
公開死刑
［*前へ］［次へ#］
[戻る]
[小説ﾅﾋﾞ|小説大賞]
無料HPエムペ！
携帯モード]
[
URL送信]
