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類は友を呼ぶ
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「ちょっ、も、ムリだっ〜ぅうわっ!
〜〜いっだァァァァァァ!!」


背中に床の冷たさと打ち付けた所からジンジン痛みが広がる

あれ?これはもしや?


「兄貴!大丈夫か?!」

叫び声を聞いて部屋に来たサイを見てやっと理解

夢?夢だったぁ


「くくっ、寝相悪ィな兄貴は!学校遅れちまうぞ」

「は、はは、アハハは‥‥」

サイがホッとした様子で部屋から出て行った途端

夢と分かっていながらも、その内容の濃さをあらためて思い出し赤面もの


つ、つーか、めちゃくちゃリアルだったんですけど!
うわっ!俺ってどんだけ欲求不満なんだよ!
違っ、きっと友のせいだ!あんな言葉で俺を挑発するから

無理やり責任転嫁をしていれば、グチュリとした湿り気と違和感を感じ取る

はっ!嘘だろ?

嫌な予感は当たるもの
体に纏わり付いている布団を引っぺがしてみれば


「〜〜〜〜ッマジ?」


ものの見事に勃ち上がっている俺の息子さん
そして

な、な、なに夢でイかされてんだよ!
くそ〜〜!
朝っぱっから俺何してんじゃーー

すでにグチャグチャ白濁まみれな上に、今だにビクビクと震え先走りが溢れ出してくるモノを泣く泣く慰め
そんな怒涛のような時間を過ごし学校へ到着してみれば




「先輩、おはようございます」

「うぉ!お、お、おは、おはお‥‥
ダァーーーーーッ!!!」

「あ‥先輩?」


なななな何でだよ
夢だろーが!だけど
顔合わせらんねーよ!

友の顔を見た瞬間に、ビクンッと疼いた下半身
あの口と舌が俺のを‥と思い出し一気に顔を朱くしてしまう
その気まずさに


猛ダッシュ

その日、一日中は友を見るたび悶え続け、奇怪な行動を取る羽目になるとは‥

不覚じゃーーー!!


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