類は友を呼ぶ
2
我慢が効かない
首に落とされる友の柔らかい唇に、俺のモノに這わせられた長くしっかりとした指
興奮しない方が無理ってもんだ
「と、友ぉ、もっ俺ダメ」
「先輩いっぱいイッて下さい」
想像以上の快感を感じすぎた身体は、すでに力は入らず友の胸に寄り掛かりされるがまま
「んア、あ‥ヤバ、い、ぁあ」
いつもの友と違って激しいと言うか、がっついてると言うか
でも、もっと何か決定的に違うような
裏筋と先端を爪でえぐるように一緒に攻められ
「ん、やめっ!あ、あぁぁ!」
体の奥から熱が込み上げ、反り返るほどの甘い痺れが一気に絶頂へ駆け上がった俺のモノは、友の手をグチョグチョに汚してしまった
「気持ち良すぎ、止まんねぇって」
「はい、俺もです
だからたくさん、しましょうね」
甘ったるい言葉に蕩ける口づけ
俺を正面から抱きしめた友はそのままベッドに押し倒す
上から見下ろす微笑んでいる友を見て
「〜〜ッ、お、おお前、ヤバいって、とも」
決定的な違い
‥そうだ
ずっと笑ってるじゃん!
「先輩、好きです」
「〜〜〜〜〜俺、死にそう」
暖かい笑顔で、優しい声色で俺だけに向けて
もっとそんな友に近きたくて首に腕を回し自ら引き寄せた
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